7月3日(日):礼拝メッセージ

7月3日  礼拝メモ       (T・O)
 テモテⅠ1章15節     (説教) 朝比奈悦也師

「最悪から最高の人生へ」   

 

 今日の聖書箇所には、人類にとってまた私たち個人にとって、最悪のニュースとこれ以上ない最高のニュースが記されている。このことについて3つのポイントから学ぶ。

 

一、最悪のニュース
 人類にとって罪ほど悲劇はないと聖書は教える。人間の心の中にある醜い罪が行為や言葉になって現れる。嘘、裏切り、悪意、妬み、憎しみ、暴力、盗み、不道徳等々。聖書は人間は罪人であり、三重の罪人だと教える。①罪を犯す罪人。②罪におぼれる罪人。③罪の結果を刈り取らなければならない罪人。人は罪の結果、人間関係が壊れ、社会生活が断たれ、やがて神の前に立たなければならないときが来たとき、滅びという厳粛な運命を刈り取らねばならない。しかし人はこの罪について気づかず、教えられても誰でもしていることと無関心で、自分よりもっとひどい人がいると無視をする。しかし罪に対してどんなに無知で無関心で無視をしても、人間にとって罪は最悪の課題であることに変わりはない。

 

二、最高のニュース
 「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」これが聖書が教える人類にとっての最高のニュースである。科学や政治や経済では罪の解決はできない。しかし神にはできる。神に対して無関心な人々が余りにも多いが、罪におぼれ、罪の結果を刈り取っている人々に対して神は無関心ではおられず、私たちを愛して救いの手をさしのべるために神なる御子イエス・キリストをこの世に送り、あらゆる犠牲と代価を払い、ご自身のいのちを私たちの救いのために提供してくださった。キリストの十字架の死によって罪の償いがなされ、私たちに罪の赦しが提供された。

 

三、最悪の人生から最高の人生へ
 神の前に、罪は一切の妥協は許されない。罪は最悪の人生しかもたらさない。この罪の問題を解決し、最高の人生を手に入れるために、イエス・キリストの救いをそのまま受け入れること、素直に信じることだと聖書は教える。よろしくお願いします、と申し上げればよい。キリストはだれひとり来る者を拒まれない。喜んで受け入れてくださる。今日、最悪の罪の解決のために信頼してキリストの許に行こう。

 

 キリストを信じ、罪を赦されて、心からの喜び、平安、感謝、確信のある幸いな生涯を歩まれるように。