12月4日(日):礼拝メッセージ

12月4日 礼拝メモ          (T・O)
マタイ1章21節  (説教) 朝比奈悦也師
「罪から救って下さる」

 

 クリスマスの時期になると、世界中でクリスマスを盛大に祝われているが、そこには明確な理由がある。今日の聖書の箇所「この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です」から、その理由について3つのことを学ぶ。

 

一、罪
 人にとって罪は非常に大きな問題であるが、そのことに気づかずに生きている。聖書は、すべての人が罪を犯していて罪人であると教え、その罪の結果である罪の報酬は死であると語る。罪は人間にとって深刻な現実問題である。私たちの心に潜む醜い思い、ブレーキのきかない悪にどこまでも傾く心、また行い。人はその罪をどうすることもできない。

 

二、イエス・キリストによる罪からの救い
 イエス・キリストは、この罪から私たちを救うために人となって誕生し、その生涯を通して何一つ罪を犯すことなく全うし、私たちの罪の償いのために十字架にかかって死んでくださった。キリストは私たちの罪の赦し、解決をしてくださる唯一のお方である。

 

三、信仰による罪からの救い
 イエス・キリストを信じる信仰によって、私たちは罪から救われる。イエス・キリストが、私たちの罪のために身代わりとなって死なれたことを素直に信じ受け入れるとき、私たちの罪は赦される。この事実を信頼してお任せすること以外、何も求められていない。

 

 イエス・キリストは、私たちのどうにもならない罪の問題を解決し、救い出してくださる。私たちにはなくてならない大切なお方である。このお方にお頼りして歩み出すとき、解放と喜びがもたらされる。そして人生の様々な問題に直面するとき、振り回され絶望することはない。なぜなら、私たちを愛し、最善に導いてくださる神様を信じて、希望を持って生活できるから。ぜひ、この救い主イエス・キリストを信じて進み出されるように。