4月16日(日):礼拝メッセージ

 4月16日  礼拝メモ          (T・O)
  ルカ24章50~53節    (説教) 朝比奈悦也師
「鍵語は か・お・よ 」

 

 イースターを記念する朝。今朝は教会学校の生徒と共に礼拝を守っている。子どもさん達にも分かるよう、イエス様の十字架とよみがえりの出来事を通して弟子達が経験した驚くべき3つの出来事を学ぶ。その3つの体験のキーワードは、「か・お・よ」。

 

一、「か」は、悲しみ
 お弟子達が尊敬し、大切に思っていたイエス様が自分たちの目の前で捕らえられ、十字架に付けられ、殺されてしまった。とても耐えられない悲しみを経験し、閉じこもってしまった。私たちも生きていく中でそのような深い悲しみに遭遇することがある。

 

二、「お」は、驚き
 イエス様は十字架に架かり、亡くなられて三日目によみがえられた。どう考えてもあり得ない出来事であり、このことに沢山の弟子達が驚き、混乱してしまった。よみがえられたイエス様にお会いした人からそのことを聞いても、自分の目で見て手で触って確かめてみなければ信じられない、と言い張った弟子もいた。私たちの頭で理解できない、説明のつかない出来事が私たちの人生の中でも起こりうる。

 

三、「よ」は、喜び
 その後、イエス様は何度も多くの人々の前に現れて、ご自分がよみがえられたこと、生きておられることを示された。このよみがえりの事実に触れた弟子達は大きな喜びを経験した。悲しみ、驚きが大きければ大きいほど、イエス様がよみがえられたことの喜びは言い尽くせないものであった。そして心に生きる力が与えられ、意欲がわき、力に満たされて立ち上がり、多くの人々にイエス様がよみがえられた事実を証しし始めた。この証しの故に火あぶりにされたり、獣の餌食にされて殺されるというひどい迫害に遭う人々が沢山出た。しかしどんなに迫害されてもくじけず、イエス様の救いの喜びを宣べ伝え続けた。


 人生には悲しみがあり、驚きがある。そして聖書はそれらに優る喜びがあると教えている。この喜びは、よみがえられたイエス様を信じ受け入れたときに与えられる。私たちは人生の中で大きな悲しみや驚くような出来事に遭うであろうが、それで終わってはいけない。よみがえられたイエス様にお会いし、イエス様を信じて、何があっても消えることのない心からの喜びをもった生活ができるようになっていただきたい。