6月25日(日):礼拝メッセージ

 6月25日  礼拝メモ          (T・O)
 テサⅠ5章18節      (説教) 朝比奈悦也師
「すべての事感謝せよ」

 

 聖書は、クリスチャンとは日々感謝する生活を送ることができ、しかもすべてのことについて感謝することができる、と教えている。この感謝ということについて3つのことを考える。

 

一、感謝
 感謝するとは、以下の4つのことが含まれている。そのことについて、①関心を払い、②理解し、③価値あることと評価し、④それを受容している。しかし今の時代は、冷めていて、無関心であり、断絶、利己主義に陥っている、と言われている。自国が第一、自分の地域が第一、自分自身が第一で、自分以 外を受け入れず、他を排除する傾向にある現在…。

 

二、尊重
 尊重するとは、軽視や敵対視ではない。大切にすること。感謝するが故に尊重し、大切にする。

 

三、平和
 感謝し、尊重するとき、そこには平和が生まれる。この平和の中で互いを生かし合い、建て上げることができる。軽視や敵対視のあるところでは、争い、傷つけあい、破壊や滅びを生む。私たちの必要としているのは平和である。この平和は、感謝の故の尊重があってこそ成り立つ。

 

 イエス・キリストを信じる信仰は、すべてのことについて感謝することを可能にする。私たちを幸いに導く感謝の心を持って生活を送れるよう、イエス・キリストに対する信仰を堅くし、この幸いを知らない多くの方々にお伝えしたい。上半期を締め括り、下半期に踏み入るが、どのような経験をしようとも、すべてのことについて感謝する心をもって進み行かせていただきたい。