11月12日(日):礼拝メッセージ

11月12日  礼拝メモ           (T・O)
  ローマ10章17節     (説教) 朝比奈悦也師
「信仰の維持・成長・確立」

 

 クリスチャンは、日々の生活の中でキリストを信じる信仰を体験し、味わっている。信仰は哲学や思想ではなく、生活の中で実践していくものである。信仰によって神様の存在を知り、神様が生きて働いておられることを味わうことができる。信仰によって罪からの救いを経験し、生活の中で必要が満たされることを体験し、人生の最大の課題である死の問題も、永遠のいのちに対する約束のおことばを握って解決が与えられ、希望をもって生きて行くことができる。私たちにとって、信仰はなくてはならない大切なものである。この信仰を確立し、信仰に成長させていただきたい。そのためにはどのようにすれば良いのか。ローマ10章17節には「信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」とある。聖書の教えに聞くことが、私たちの信仰を守り、成長させ、確立していく唯一の道であると教えている。そこで、私たちがみことばに聞くためにみことばとの関わり方について3つのことを学ぶ。

 

一、みことばを聞き、みことばの意味を理解する。
 みことばを正しく理解することによって、神様の私たちに対する御心を理解することができる。

 

二、聞いたみことばを自分のこととして受け入れる。
 神様の御心を正しく理解し、聞き流さずにそれを正面から自分のこととして受け入れること。励ましのお ことばだけではない。罪に関してのおことばを聞くこともある。自分にとって都合の良いことだけを受け入れるのではなく、不都合と思われる罪の指摘に対しても、聞き流さずに受け入れるなら、神様の前に謙って出て罪を認め、謝罪して立ち上がることができ、信仰の歩みを進めることができる。

 

三、みことばを聞いてそれを実践する。
 聞くだけではなく、それを実践していくこと。実践がなければ成長はない。

 

 みことばに対して、この3つの姿勢をとり続けていくとき、神様は私たちの信仰を守り、成長させ、確立させてくださる。大切な信仰の道をおことばに耳を傾け、従いながら一歩一歩進ませていただきたい。