11月26日 礼拝メモ (T・O)
テモテⅡ3章1415節 (説教) 朝比奈悦也師
「信仰の維持・成長・確立」
二週間前にもローマ人への手紙から同じ説教題で、みことばに聞くことによって信仰の維持・成長・確立がなされていくことを学んだ。信仰は私たちを支えるためになくてはならないものであるので、今朝も再び同じテーマでゆるがない信仰の確信をもつために、学ぶことの大切さ、そしてそれには3つ段階があるということを学ぶ。
一、学習
聖書はどの時代にあっても普遍的真理を教えているが、私たちはそれを正確にとらえなければいけない。そのためには時代背景や、政治経済状態、自然環境、教理など、あらゆる面を学習する必要がある。このような学習をすることによってみことばを正確に知ることができる。
二、実習
学んだ聖書のみことばを、自らの生活の中で事実として捉えること。これがなかったならば単なる観念や思想で終わる。自身の罪の事実も、聖書の教える平安についても、現実生活の歩みの中で体験し、みことばを事実として学んでいく。
三、習得
習得とは、継続して学んでいくときに身についていくことで、一時的、間欠的なものでは身につかない。やり続けることが大事。例えば祈りについて言えば、最初は形から始まるが、継続し続けていくときに身につき、祈りの結果を体験するようになる。聖書拝読やメッセージを聞くことについても、最初は理解できなくても継続しているうちに分かるようになってくる。そして普段の生活の中でそれらによって生かされ、励まされ、慰められ、力付けられ、人生の大事な時の判断基準となる。これらを体験するとき、祈りの大切さ、みことばの大切さを確信するようになる。
信仰はどんな時にもゆるがない確信を与える。その信仰のために聖書のみことばを客観的に正確に学び、生活の中でそれを実践することによって、みことばが事実であることを体験し、納得するようになる。
こうした営みを日々継続することにより、神様の祝福の中を確信をもって進むことができる者とされていく。正しくみことばを学び、実践していくお互いでありたい。