12月3日(日):礼拝メッセージ

 12月3日  礼拝メモ           (T・O)
 テモテⅠ1章15節      (説教) 朝比奈悦也師
「救い主:奇跡の生涯」

 

 クリスマスには全世界でイエス・キリストの誕生が祝われる。これほど大勢の人々にその誕生を祝われる人はいない。なぜか。神様であられる方が人間の姿をとってこの地上に生まれてくださり、その生涯を通して数々の奇跡の業を行い、ご自分が神であることを現された。そしてそれらの奇跡は人々に救いをもたらすものであったから。今日はこのキリストが私たちにもたらす救いについて学ぶ。

 

一、救い主の生涯:奇跡の生涯
 キリストの生涯は、誕生から死に至るまで奇跡で貫かれた生涯であった。誕生の750年も前からそのことが 細かく預言されていた。誕生は処女マリヤからであった。湖上で大嵐のため船が沈みかけたとき、恐れる弟 子達たちの前で嵐を鎮められた。また男だけで5000人もの人々にわずか5つのパンと2匹の魚を用いて余りが 出るほど十分な食事を施された。だれも直せなかった病の人々を何人も癒された。その最期は人々の罪のた め十字架に就いて死なれたが、死後三日目に甦り、人の前に現れ、会話をしたり食事をされた。信じられな いようなことではあったが、事実、疑いようのないこれらのことを人々は体験した。このようにしてイエス 様の奇跡の生涯を通して確かに神がおられることを信じ、キリストこそが救い主であることを信じた人々は 喜びの生涯に入った。

 

二、キリスト誕生の目的:罪人の救い
 キリストの奇跡は罪人を救うためのものであった。  誕生の預言は救い主の誕生の預言であり、行った力あ る奇跡の数々は人々の必要の満たし、悩みと苦しみからの救いであった。何よりキリストの十字架と甦りは 人々の罪からの救い、滅びからの救いをもたらした。キリストを信じて歩むとき、私たちの一切の罪の赦し が与えられ、罪に打ち勝てるように導いてくださる。日々に必要を満たし救いに導いてくださる。

 

三、キリストの救いを得る条件
 私たちの罪の身代わりとなって十字架に就いて死んでくださり、死んで甦られたキリストを単純に信じるだけで救われる。 キリストを信じて歩むなら、私たちの人生を間違いなく正しく導かれ、様々な課題や問題の中をも乗り越えていくことができ、感謝と確信をもった生涯を全うできる。ぜひ信じて新しい人生を踏み出されるように。