12月10日(日):礼拝メッセージ

 12月10日  礼拝メモ           (T・O)
 詩篇32篇8~11節       (説教) 朝比奈悦也師

「信仰者の幸い」

 

 今朝は洗礼を受けられ、共に信仰生活を始められた兄姉方をお迎えすることができ感謝する。信仰生活とは、真の幸いな生涯であると、聖書は教えている。クリスチャンになったからと言って、人生に問題が無くなるわけではない。人生には問題は尽きない。かえって信仰を持ったがゆえに困難に直面することもある。しかし信仰者には、問題課題の中でも揺るがない幸せを体験することができる。今朝は、本当の幸いな人生とはどのようなものなのかを学ぶ。

 

一、信じる神様がどのようなお方であるかを知るとき、その幸いが分かる(8節)
 ①行くべき道を教える神(teacher)。どう進めば良いか迷うとき、教えてくださる。②悟りを与える神(instructor)。物事の道理を分からせ、対処できるようにしてくださる。③助言を与える神(guide)。誤りを 正してくださる。イエスさまは地上生涯を送られたとき、人々を教え導き、指導し、正された。

 

二、神を信じる信仰とは
 神に近づき、信頼すること。聖書のことばを信じること。これはだれでもできる。神様を信頼して進む時、神様は責任をとってくださる。決して裏切ることのないお方であるから。

 

三、神と繋がり、信頼して歩むとき、どのようになるか。
 不幸や混乱の原因である私たちの罪の対して赦しが与えられ、罪のもたらす滅びから解放される。それの みならず、恵みがその人を取り囲む。キリストは私たちの日常生活の中で共にいて私たちを守り、励まし、力付けてくださり、必要とするものを与えてくださる(ローマ8:32)。その様な人の中から出てくるものは喜びであり、感謝であり、賛美である。なぜなら試練の中にいつも恵みが備えられており、すべてのことが働いて益となる生涯(ローマ8:28)を送ることができるため、すべてのことに感謝する者となる。この事実を体験していくのがクリスチャンの生活である。

 

 神様に対する揺るがない信仰を持って、幸いな生活を力強く進ませていただきたい。