1月21日(日):礼拝メッセージ

1月21日  礼拝メモ           (T・O)
 使徒1~4章        (説教) 朝比奈悦也師
「信仰による愛の絆」

 

 先週は成長する教会について、その成長の要因は教会の対外的積極果敢な伝道活動と、教会内の愛の絆による強化された姿にあることを学んだ。愛はキリスト教の中心的な教え。教会は愛による絆で結ばれ、愛の具体的現れとして,初代教会の信者達は自分たちの持ち物を分かち合い、助け合い、補い合い、協力しながら生活し、お互いがなくてならない尊い存在であることを身をもって経験し、大切に扱っていた。この愛の絆はいざという時に力を発揮する。誕生したばかりの小さな教会がユダヤ人社会からの圧力をかけられたとき、砕け散ってしまうことなく、彼らは愛によって一致協力し、立ち向かっていった。今日は、この愛の絆がどのようにして築かれ、そして成長していったかを学ぶ。

 

一、信仰による愛の絆
 神様の教えるその愛は、自分中心の愛ではなく、信仰による愛であって、状況や環境によって変わることのない愛。決して裏切ることのない愛。イエス様は地上生涯を通してその愛を証しされた。弟子達はその愛を経験し、人々に伝えた。教会はその愛の絆によって結び合わされ、築きあげられていった。私たちも信仰によって神様を捉え、信仰によって神様の愛を味わい、信仰によって愛が成長していくことを経験する者でありたい。

 

二、教会による信仰の育成
 信仰は教会の中で育成されていく。信仰の養いのためには聖書のみことばに聞かなければならない。初代教会の信仰者達は毎日宮に集まり、みことばの教えを聞き、それに従った(2:4642)。また信仰者一人一人は生い立ちや性格、好みや考えなどの違いはあるが、信者同士の交わりを通して励まされ、教えられ、慰められながら信仰が養われていった。私たちも集会でみことばを学び、例会では信徒同士の交わりをし、また聖餐式を守ることによって信仰が刷新され、祈りによって信仰が整えられていく。こうした教会での営みを通して信仰が養われ、強められていくお互いでありたい。

 

三、教会中心
 初代教会の人々は大切な信仰のために、教会を中心に生活をしていた(2:46)。毎日まず宮に集まり、その上で家庭に戻り、仕事に、社会に出ていった。私たち もこの信仰を守るために教会を中心に生活ができるよう選択していきたい。

 

 この一年、信仰の養いをいただくため、教会生活を大切に守りながら前進させていただこう。