1月7日 礼拝メモ (T・O)
詩篇46篇 (説教) 朝比奈悦也師
「神を知り・信じる人生」
今年も早7日が経過。一年の幸せを願って多くの人々は神社仏閣に初詣したと報じられていた。人々はそこに本当の幸せが得られると思っているのだろうか。しかし聖書には、確かな幸せがあり、神を知り、神を信じることにこそ本当の幸せがあると明確に教えている。そのことを詩篇46篇より学ぶ。
一、神を知る
神とはどのようなお方かが1節に記されている。
①われらの避け所。
それは、危険が迫ったときに身を寄せ、安全を与える所。避難所、命を守る所。私たちは日々に危険、事
故、事件、災害、複雑な人間関係による悩み、罪への誘惑等々にさらされて生活しているが、神様はこれ
らの危険から守ってくださるお方である。
②また力。
日々の生活の中で私たちは体力、知力、行動力、判断力、洞察力、指導力など、力を必要とする。力を尽
くして生活する中で疲れ、力を失う経験をするものだが、その私たちに神様は必要とする力を日々与えて
くださるお方である。
③苦しむ時、そこにある助け。
私たちは生まれてから今日まで周囲の人々に助けられながら生きてきたし、人生の最後まで助けを必要と
するが、神様は助けてくださるお方。神様は私たちにとって無くてならない守り、力、助けを与えてくだ
さるお方であることを捉えたい。
二、神を信じる
私たちにとって最も必要とするものを与えてくださる神様がおられることを知ることができたなら、この神様を信頼して歩み始めること。信頼して歩み始めるなら、万軍の神はわれらとともにおられ(7節,
12節)とあるように神様は、私たちがどのような中にあろうがいつでも私たちのすぐ側にいて、守り、力を与え、助けてくださる。また、神はそのまなかにいまし(5節)とも記されているように、神様は私たちの人生の中心にいてくださり、私たちの必要のために責任を持って満たしてくださるお方であり、そのことを私たちの日々の生活の中で事実体験していくことができる。
三、神を知り、神を信じる人生
神様の守り、力、助けを経験しながら進む人生は、①恐れない(2節)。②迷わない。③揺るがない(5節)。 それゆえ心に安心、喜び、感謝が与えられる本当に幸いな人生を送ることができる。
この一年が、そしてこれからの私たちの人生が、恐れない、迷わない、揺るがない本当に幸いなものとなるために、神を知り、神を信じる人生を送らせていただこう。