9月2日(日):礼拝メッセージ

9月2日  礼拝メモ           (T・O)

 ヨハネ3章16節      (説教) 朝比奈悦也師

「滅びから永遠の命へ」

 

 全世界で読まれている聖書、その中で最も多くの人々に親しまれている聖句は、このヨハネ3章16節だと言われる。この聖句にはキリストの教えが凝縮されている。この箇所から私たちの生活に直結する大切な教えを学ぶ。

 

1、神のさばき

 16節の「神」「滅びる」ということばから、神はさばきを行われるお方であることが分かる。罪はさばきの対象となり、社会の中で人は罪を犯したなら裁かれる。正義の神様は罪を決して放置されない。悪に満ちたノアの時代の人々は、世界大の大洪水で裁かれた。また、罪が蔓延していたソドムとゴモラの町も神のさばきを免れ得ず、町全体が火で焼き滅ぼされた。神の恵みによって繁栄を極めたイスラエルの国であったが民のおごり高ぶり、したい放題の行い、不信仰のために、神はイスラエルをさばき、滅ぼしてしまわれた。人が罪を犯したなら、神は必ずさばかれる、と聖書は語る。神は裁かれるお方である。

 

2、神の救い

 義なる神は、罪を徹底して拒否し、裁かれる。同時に神は「世を愛された」とも記されている。神はまた愛なるお方であ。神はどんな罪人に対しても無関心、傍観者では居られない。神は愛のゆえに具体的行動を取るお方である。神は救い主イエス・キリストを世に送り、人の罪のために身代わりとして十字架につけて死なせ、人の罪を償い、赦しを与えてくださった。こうして私たちの罪の結果としてのさばきの解決を与えてくださると共に、罪を犯すことのないように、死んでよみがえられたキリストの復活の力と助けによって罪から守り、罪に打ち勝つ真の幸いな人生を送らせてくださる。そして「永遠のいのち」とあるように、この地上生涯を閉じた後、永遠のいのちに与からせ、御国で神との永遠の交わりと憩いに導いてくださるお方である。

 

3、信仰による救い

 「御子(イエス・キリスト)を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちをもつ」とあるように、だれでもキリストを救い主と信じるなら、すべての罪が赦され、決して滅びることはない。救い主イエス・キリストを信じ受け入れるだけで、罪が赦され、永遠のいのちを頂戴することができる。

 

 聖書のおことば通りのお方としてイエス・キリストを信じて、ぜひ一日も早く真に幸いな人生をスタートされるように。