1月1日(火):元旦礼拝メッセージ

1月1日  元旦礼拝メモ         (T・O)

 箴言3章34節       (説教) 朝比奈悦也師

「恵みを与えられる」

 

 新しく迎えた2019年はどのような年になるのかと、人々は不安や心配を抱くが、私たちは箴言3章34節から、恵みの年となるとの神様の約束を捉え、踏み出したい。

 

1、恵みの年

 全能の神であり、私たちを愛し、幸いを願われる神は、恵みの年としてくださる。私たちにとって、良いと思えることばかりではないであろう。辛いこと、苦しいこと、悲しい事も起きうるであろうが、その中にあっても神様は恵みと祝福を与えてくださるお方である。イスラエルがアラム軍に包囲されてどうにもならなくなったとき(列Ⅱ6章)、若者はエリシャに報告に来た。エリシャは彼のために祈ると、若者の目が開かれて火の馬と戦車がエリシャを取り巻き満ちているのを見ることができた。その通り神様は見事な解決を与えられた。また兄達にエジプトに奴隷として売られたヨセフも数々の苦難を通過したが、神様の恵みと祝福が与えられ「あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを良いことの計らいとしてくださいました」と告白できる人生を送った。パウロもまた、病の癒やしを祈り求めたが叶わず。しかしその中にこそ神様の恵みがある事を、「わたしの恵みはあなたに充分である」、「すべてのことが働いて益となる」という素晴らしい神様の恵みの体験をした。神様は私たちに、この年は恵みの年になる、とおことばを通して語っておられる。

 

2、確かな恵みの年

 人は人に、国家は国民に、どんなに力を込めて約束をしていても、それを変更したり、破ったりする。しかし神様は決して私たちを裏切ることはなさらない。聖書のことばは一点一画も変わることがない。聖書を通してなされている神の約束はすべて必ず実現する。事実、イエス様は私たちのためにご自分のいのちをかけて救いの約束を実現してくださった。神様はこの年、私たちに確かな恵みを約束し、保証していてくださる。

 

3、信仰による確かな恵みの年

 私たちは願い通りに事が運ばない時、不信仰になり、疑い、不満を抱き、不服従に陥ってしまう。しかし、へりくだった者に恵みをお与えになる、と語られている。不信仰・不服従に陥ることなく、神様の前に謙り、神を信じ、感謝して事を受け取る時、神様は喜んで恵みをお与えくださる。

 

 この一年、どんなに世の中が激動の年となろうとも、私たちには確かな神様がともにいてくださり、恵みを与えると約束していてくださる。決して変わることのない確かな神様の前に謙り、この神様を信じて従っていくなら、2019年は必ず恵みの年としていただける。神の前にへりくだり、信仰をもって踏み出そう。