1月6日(日):礼拝メッセージ

1月6日  礼拝メモ                                 (T・O)

 ヨシュア記6章1~21節     (説教) 朝比奈悦也師 

「信仰による勝利」

 

 2019年が開始した。だれもが良い年であることを祈願するが、すべてが平穏無事であることは望み得ないこと。まさかの事態がだれにでも起こりうる。そこを乗り越えて行くことこそが良い年と言える。そのためにどうすべきかを、今日の聖書箇所を通して学ぶことができる。イスラエル人にとって自分たちが住むべき地として与えられている所に、先住民が堅固な城壁で囲まれた難攻不落の町エリコを建てて住み着いていた。とても攻略できそうになかったが、神様は戦い方を教えてくださり、その通りにしたとき、見事に勝利し、それを手に入れることができた。この出来事は、いつの時代にも困難に対して勝利を得る秘訣を私たちに教えている。この勝利を得るためには3つのステップがあり、そして必ず信仰が伴わなければならないことを教えている。

 

1、希望をもって行動する

 イスラエルの民は教えられたとおりに、神を信じて実行した(11節)。人間的にはとても無理と思える戦いにも、神を信じていたからこそ、できる、という希望をもって実行した。もし、神を信じることができず、疑っていたなら、希望をもって行動することはできなかった。

 

2、忠実にやり続ける

 彼らはやり始めたことを次の日も、また次の日もやり続けた(14節)。神を信じていたからこそ、忠実にやり続けることができた。もし疑っていたなら、続けることは難しい。

 

3、忍耐強くやり通す

 神を信じ続け、最後の最後まで、忍耐強くやり通した(15,16,20節)。その結果、神様は驚くようなことをなし、勝利を与えてくださった。途中で何が起きるか分からない。それでも忍耐強く最後までやり通すとき、神様は必ず最後に勝利を与えてくださる。彼らは神様を信じ続けていたからこそ忍耐をもってやり抜くことができたのである。

 

 新しい年がスタートした。私たちにはこれから先、何が起こるかは全く分からない。しかし、直面する一つ一つのことに対して、信頼して間違いのない確かな力ある神様を信じて進むなら、どんなに大きな山であっても、神は、希望をもって忠実に最後まで忍耐強くやり通すことができる力を与え、必ず乗りこえさせ、勝利を与えてくださる。この神様を信頼して進み出そう。