4月28日(日):礼拝メッセージ

4月28日  礼拝メモ            (N・M)

 ヨハネの福音書21章15~22節 (説教)朝比奈悦也牧師

「愛なる復活の主イエス」

 

 イエス・キリストは、神の愛がいかなるものかということをあますことなく実践し、実証なさった御方である。その象徴がイエス・キリストの十字架である。聖書が教えることは、「・・・最も大いなるは愛だ。」(Ⅰコリント13章13節)ということである。今朝は、イエスさまがペテロに教えなさった愛について、3点から学ぶ。

 

1、温かい愛

 ペテロは、イエスさまから、ご自分(イエスさま)を裏切る予告をされた時、イエスさまの言葉を否定した。その前にも、イエスさまが十字架の死やよみがえりのことをお話しされた時、ペテロは、その話しをさえぎり、いさめた。その後、イエスさまが十字架にかかられる時、三度、イエスさまを否定した。しかし、イエスさまは、大きな失敗をしたペテロに対して、なおも赦し、受け入れ、愛してくださった。その愛を示された。責めるのではなく、赦し受け入れる愛、イエス・キリストの温かい愛である。

 

2、熱き愛

 失望、落胆しているペテロに対して、三度、「あなたはわたしを愛しますか。」(15,16,17節)と聞いてくださった。ペテロにとっては、失敗を思い起こさせる辛い経験であったが、この質問が必要であった。イエス様は、熱き愛をもってペテロの信仰が建て上げられるために、真実に忍耐をもって導かれたのであった。イエス・キリストの熱き愛である。

 

3、燃ゆる愛

 イエスさまは、ペテロにもう一度立ち上がって使命を果たすように導いていらっしゃる。この後、ペテロは、信仰をもって立ち上がり、その信仰が燃え上がって、イエスさまからの使命を尊く果たしていく存在になっていく。これは、イエス様の燃ゆる愛ゆえである。「私の子羊を飼いなさい。」(15節)、「わたしの羊を牧しなさい。」(16節)、「わたしの羊を飼いなさい。」(17節)。そして、最後にイエスさまは、「わたしに従いなさい。」(19節)と使命を果たすための保証も与えていらっしゃる。イエスさまが示した神の愛は、ペテロを回復させ立ち上がらせた。

 

 私たちもこの神さまの愛を、信仰をもって受け取らせていただき、生涯を歩んでいきましょう。