11月3日(日):礼拝メッセージ

11月3日伝道礼拝メモ (説教)朝比奈啓子牧師        

  詩篇59篇16,17節

「歌のある人生」 

 

 皆様方は歌がお好きでしょうか。歌にはたくさんの効能があるそうです。老化防止、感染症の予防、嚥下機能の衰えや認知症の予防、自立神経を整え、免疫機能をつけ、美容効果にもいいとのことです。その歌には色々なジャンルがありますが、教会で歌われる「讃美歌」の素晴らしさを見させていただきたいと思います。今朝お読みしたところには、「歌います。」(16、17節)と三回、書かれていました。これは、詩篇59篇を書いたダビデによる詩ですが、ダビデはたて琴を弾きながら讃美を歌ったことでしょう。しかし、この歌の背景は、サウル王様にダビデが命を狙われていた危機迫る時に歌われた歌であります。このところから讃美歌がどういうものかを三つのポイントから学ばせていただきます。

 

1、讃美歌は神様がしてくださる事への感謝

 讃美歌は、神様がしてくださる事への感謝であります。ダビデは、「私の苦しみの日にあなたが私の砦また私の逃れ場であられたからです。」(16節)と、生死をさまようただ中で歌いました。私達も、人生の歩みの中で問題課題に直面します。ですが、そこに神様の助けと守り、また慰めがあります。讃美歌はそれを経験した人が歌にしてできたものです。誰も否定する事ができない体験談です。「いつくしみ深き友なる」の歌詞の背景は愛する人を何度も失う体験をした作者の歌ですが、それは神様への感謝が歌われています。楽しい時、苦しい時、悲しい時も歌う事ができる歌が讃美歌です。

 

2、讃美歌は神様によって罪が赦された事への感謝

 讃美歌はまた、神様の恵みが歌われています。恵みとは、受ける資格のない者に与えられるものです。私達は、罪を赦される資格のない者なのに、神様によってその罪の赦しを得る事ができました。イエスキリストが私達の罪の身代わりとなって十字架にかかって死んで、罪の償いをしてくださいました。その恵みによって救われた事への感謝を讃美することができます。

 

3、讃美歌は天国への希望が歌われている

 クリスチャンは、天国への希望が与えられています。罪が赦されて、神様と繋がる時に、死への恐怖がなくなり、天国への希望が与えられます。天国では、イエス様に会う事でき、先に天国へ行かれた方々との再会の希望があります。

 

 ぜひ、みなさま、教会に来て、讃美歌を心から歌っていただきたいと思います。心も人生も明るくなります。歌のある人生、讃美歌のある人生を送っていただきたいと思います。