1月12日(日):礼拝メッセージ

1月12日 礼拝メモ          

エペソ人への手紙1~6章 (説教)朝比奈悦也牧師

「キリストの教会」

 

 毎年1月は、教会総会が開かれる大切な月であり、それに合わせて、聖日毎に、「教会」とはどういうものであるかということを聖書から正しくとらえさせていただく営みを継続しています。聖書はキリスト教会のあるべき姿を教えています。エペソ人への手紙から「キリストの教会」について3点、学んでいきます。

 

1、キリストの教会は「神の家族」

 パウロは、クリスチャンとして形成される教会は、「神の家族」であると表現しています。私たちにはそれぞれ血のつながる家族があり、また学友、職場でのつながりなどがあります。ですが血縁の結びつきは、他の結びつきとは違う強い結びつきがあります。どんなに友人がいても家族ほどではありません。さて、神の家族とは、イエス・キリストの血潮で結ばれ、クリスチャンとなった人たちです。それは罪が赦された人たちのつながりで他のどのつながりよりも価値のあるものです。親である神の元で恵みを頂いてつながる兄弟姉妹だからです。その恵みとは物質的、霊的な必要が満たされ、問題の中で神様からの導きを得て、兄弟姉妹とともに打ち勝っていく事ができる事です。さらに、永遠のいのちを頂いて歩んでいるのが神の家族です。

 

2、「神の家族」・その特色

 神の家族の特色は、「一致」です。教会には、いろいろな立場、役割がありますが、その一つ一つが「一致」しているという事です。ソロモンバンドの奉仕は演奏しているメンバーだけでなく、それを支えているスタッフ、支援してくださる教会のすべての方々によって成り立っています。それぞれが別の働きであっても「一致」しているのが神の家族なのです。

 

3、神の教会・その土台

  神の教会は、「一致」する事が特色ですが、それは、イエス様が教会の土台であり、その御方の教え、導きの中にあります。イエス様の御心とは、聖書です。それは、「・・・神のことばを取りなさい。」(6章17節)神のことば、どの時代にあっても変わる事のない聖書の言葉です。その聖書のお言葉によって、教えられ、導かれていく事ができるのです。その確かなものが教会の土台です。神の教会は、神の一致した家族であり、その土台には聖書があります。

 

 今年も教会が建て上げられ、築きあげられていく事を見させて頂きながら歩ませて頂きましょう。