1月26日(日):礼拝メッセージ

1月26日 礼拝メモ

使徒の働き9章31節 (説教)朝比奈悦也牧師

「前進する主の教会」

 

 教会の働きは2,000年を越えるものですが、使徒の働きは、その初期のめざましい誕生の働きが書かれています。2章には、ペテロや使徒たちが説教を語り、3,000人ほどの人々が救われました。4章には、男子の信者の数だけで5,000人に及ぶようになりました。そして9章には、クリスチャンを弾圧していたパウロというユダヤ教徒が、ダマスコ途上においてよみがえりの主に出会い、回心して、キリストを人々に宣べ伝える人物に変えられた事、そしてアジア、ヨーロッパ地域にキリスト教が広められる宣教の礎となるような働きをした事が書かれています。やがて教会は全世界へと広がっていきます。教会が拡大していくキーワードは、伝道です。しかし注意していないと、この伝道が量的、質的に低下していきます。教会総会で新しい年を開始するにあたり、一人一人が伝道について考えさせていただきたいと思います。

 

1、伝道がなされた状況

 初代教会の時代は、伝道をするのに非常に困難な状況でありました。当時の社会において少数派であったクリスチャンたちは、社会から軽視され、ユダヤ教に敵とみなされ徹底的に弾圧されました。そのような状況の中で、伝道を続けました。私たちはどうでしょうか。そのような状況で伝道を続けられるでしょうか。どんな困難な状況においても伝道したいものです。

 

2、伝道の姿勢

 初代教会のクリスチャンたちは、伝道に妥協しませんでした。命の危険の中も、イエス・キリストを宣べ伝えました。無学の人たちが、恐れず、屈せず大胆に宣教しました。私たちの時代も宣教をするのに容易な時代ではありません。ですが、人の顔や言葉を恐れず、大胆に雄々しくさせていただきましょう。

 

3、伝道の方法

  パウロは、伝道の方法として、「福音のためにあらゆることを用いて伝道した。」と教えています。時代に目を向け、彼らに通じるようにあらゆる方法を用いて伝道するのです。時が良くても悪くても、いつでもしっかりするのです。私たちもその姿勢で伝道に取り組ませていただきましょう。伝道に真摯に取り組み、克己的に、自らの証しを通して伝道させていただきましょう。

 

 この一年も信仰による善き戦いを戦わせていただきましょう。