2月2日(日):礼拝メッセージ

2月2日 礼拝メモ

ヨハネの福音書1章16,17節 (説教)朝比奈悦也牧師

「満ち満ちた豊かな恵み」

 

 人類の歴史において人々は、「神はいる」、「神はいない」と議論してきました。ある人たちは、科学的に神が実証されない限り、神を信じないと言います。京都大学の教授をしていた湯川氏は物理学の世界でノーベル賞を受賞した人物ですが、博士に神の存在を聞いたところ、彼は、「分野が違いますから私には分かりません。」と答えました。神は科学の対象ではなく、信仰の対象です。聖書は神がいないのではなく、神がいる事を教えています。そしてイエス・キリストという御方がその神である御方をはっきりと実証なさったのです。この神様はどのように体験できるのでしょうか。神様がどのような御方かを三つの点から見ます。

 

1、恵みの神様

 「恵み」とは、私たちに幸せをもたらすこと、「幸せ」です。聖書の教える神様は、幸せを提供する神様です。イエス様が生涯を通して、それを実践しました。エリートから弱者の人たちにまで恵み、幸せを提供しました。クリスチャンは、イエス様が恵みを与えてくださる事を体験しながら生きています。癒やし、励まし、安心を日々の生活の中で体験する事ができます。

 

2、豊かな恵みの神様

 聖書が教える神様は豊かな恵みを与える御方である事を教えています。聖書の時代、荒野でさまよっていたイスラエルの民は、40年間、神様から食物が与えられました。またイエス様は空腹に飢えた多くの人々に食物を提供なさいました。天の神様は、私たちに必要なものを与えてくださる御方であり、イエス様は恵みの上にさらに豊かな恵みを与えられる御方です。

 

3、満ち満ちた豊かな恵みの神様

  人生の逆境、また想定外の窮地に直面する時にも、なお失われない恵みがあります。それが満ち満ちた豊かな恵みです。聖書は、満ち満ちた豊かな恵みの神様から、私たちみなその恵みを受けたと教えていますが、これは過去終わった事ではなく、この恵みがすでに実現している、それを今、私たちが受け取る事ができる事を意味しています。この神様を理屈を言わないで、すぐに信じることが大切です。

 

 私たちは、どんな困難な時も神様が与えてくださる満ち満ちた豊かな恵みの中をさらに歩ませていただきましょう。